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作成: 2024-05-03
作成: 2024-05-03 23:17
澄み切った清らかな忠北の無形文化財チョンミョンジュを
4代に渡って醸造している酒蔵
忠北の中州市倉洞金海金氏家門の宗族文献である『香伝録』に記録された製造秘法で酒を醸造しています。
日帝強占期に制定された醸造法のために生産が中断され、宗族の子孫である金永基翁がその本来の秘法を生かして
再現しました。金基永翁は1993年にチョンミョンジュ製造機能保有者および忠北無形文化財第2号に指定され、現在は息子の金永燮匠人が機能保有者に指定されて酒を醸造しています。チョンミョンジュの製造法は古文書17カ所に記録されているのですが、家醸酒の形で民間に伝承されている記録は『香伝録』が唯一です。
朝鮮後期の実学者李瀷(イ・イク)は著書『星湖僿說(ソンホサソル)』に『私は生涯チョンミョンジュを最も好み、チョンミョンジュの
醸造方法を万一忘れてしまうのではないかと恐れて記録しておく』と記しました。同じく朝鮮後期の実学者李圭景(イ・ギュギョン)も自分が書いた百科事典である『五洲衍文長箋散稿(オジュヨンムンジャンジョンサンゴ)』で『チョンミョンジュ弁証説』という文章を通じて『チョンミョンジュは我が国金遷(クムチョン)の人間だけが作ることができるので、金灘(クムタン)の水でなければ成し遂げることができず、他の地方では模倣してもこれと同じにはならない』と記しました。
上記で言及した『金遷』は、現在チュウォンダンが位置する忠州市中央塔面倉洞里を指します。
『金灘の水』とは、忠州の達川と倉谷から流れる山水と南漢江水が合流する水殺メギ(2つの水が合流して外に出る場所を適度に塞いでくれる隠し石)の水を指します。忠州ダムが建設された後、この水を使用することができなくなり、現在は地下岩盤水を使用しています。
チュウォンダンは無形文化財という現実に安住せず、絶えず新しい伝統を作り上げていこうとしています。
出典:チュウォンダンホームページ
2018年にはチョンミョンジュ約酒、2019年には濁酒が
大韓民国酒類大賞で最優秀賞を受賞しました。
店内は広くはありませんが
インテリアがセンス良くデザインされています。
2021年には青瓦台のお中元ギフトに選定されました。
体験プログラム
・伝統酒体験(375ml濁酒込み/20,000ウォン/1名様以上)
・陶芸体験(陶器1個込み/20,000ウォン/1名様以上)
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